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【終了】「産業遺産写真展とそれぞれの遺産展」を開催

日本の近代化や経済成長を支えた炭鉱・鉱山などの産業遺産。

東京と京阪神に現存する昭和モダン建築遺産。

重要文化財として保存が決まった明治五大監獄の一つである旧奈良監獄。

産業が消え人々が離れた後に残された廃線跡などの交通遺跡。

戦後の住環境の整備という国家プロジェクトを物語る団地。
全国各地に残された様々な遺産をテーマに写真展を開催いたします。

■展示内容

『産業遺産JAPAN』

我が国の近代化・経済成長を今に伝える産業遺産。遺産特有の景観は過去への旅に誘ってくれる。展示では全国30箇所の産業遺産を紹介している。写真を通じて先人からのバトンを受け取ってもらう機会になれば嬉しい。
前畑洋平・温子(NPO法人J-heritage)

『昭和モダン建築遺産』


東京と京阪神に現存する、狂騒の20年代を今に伝える珠玉の近代建築遺産。文化コラムニスト、北夙川不可止の文章と、軍艦島伝道師、黒沢永紀の写真によるフォトブック『東西名品昭和モダン建築案内』(洋泉社)より抜粋。
北夙川不可止&黒沢永紀

『現役時代の奈良少年刑務所(旧奈良監獄)』

今年、建物が国の重要文化財に指定され、刑務所としては廃止された奈良少年刑務所。今後は行刑史料館として再出発、ホテルも併設される予定です。2010年に撮影した、現役時代の美しい姿です。
奈良少年刑務所を宝に思う会&ならまち通信社(撮影:上條道夫)

『交通遺跡』

産業が生まれ人々が住むと交通が発生するように、産業が消え人々が離れるとそこには交通の跡が遺される。鉄道こそが交通だった時代、鉱山や林業が盛んだった時代、交通網の整備が過剰になった時代、時代の変化は遺跡となって埋もれている。
なな爺(特殊同人 電幻開発)

『街に隠れた団地の美』

大量生産された画一的なハコと思われがちな『団地』。しかし、実は設計者の創意工夫や試行錯誤の賜物なのです。その住環境の素晴らしさと美しさを写真を通してお伝えできればと展示に参加させていただきました。
けんちん&たまぞう(団地愛好家集団『チーム4.5畳』

■期間 8/31(木)〜9/5(火)

■入場 無料

■時間 10:00〜18:00
※初日は13:00から
※最終日のみ17:00

■会場 こうべまちづくり会館地下ギャラリー
http://www.kobe-machisen.jp/access/

共催:こうべまちづく会館
協賛:マイ大阪ガス Social Design+